どうも、sohです。
今回のブログは僕の好きなNBA選手であるデイミアン・リラードについて僕なりに書こうと思います。知識のないにわかなので言ってることが違かったり(おい)タメにならないかもしれませんが最後までお付き合いしてもらえると泣いて喜びます。
そんじゃいってみよー!✋
デイミアン・リラード
所属チーム POR・トレイルブレイザーズ
背番号0 ポジション PG
言わずも知れたNBAトッププレイヤー。プレースタイルはオールラウンドで、ドライブから3Pまでなんでもこなすオフェンス能力に長けた選手。ドライブを警戒すればシュート、シュートを警戒すればすかさずドライブとディフェンスするのがかなり難しい。最大の武器は驚異的なクラッチ力、厳しければ厳しいほど土壇場で必ず沈めてくるディープスリー。彼が乗っている時間帯やクラッチシュートを決めた後は「Dame Time」と称され時計を指差すセレブレーションをするのがお馴染みです。“俺だぜ?”って感じがかっこいいです。
そんなリーグトッププレイヤーのリラードですが、オークランドの貧しい地区出身で幼い頃は木に向かってシュートを打っていました。そしてある日その木が切られてしまい悲しんでいるのを見て彼の祖父が電柱に牛乳瓶の籠と木の板を取り付けゴールとバックボードを作ってくれたという素敵なエピソードもありますが恵まれているとは言いにくい環境で育ちました。
高校時代は2年生まで聖ジョセフノートルダム高校というジェイソン・キッドなど多くのNBA選手を輩出している学校に在学していました。しかしプレータイムをもらえず地元のオークランド高校に転入します。そしてジュニア、シニアシーズンとしっかり活躍してその時点ではまだ特別目立ったわけではないものの期待のルーキーとされていました。
大学はウェーバー大学に進学し、チームをチャンピオンシップに導きますが3年目に足の怪我をしてしまいます。しかし彼の通算得点はウェーバー2位の記録になっています。
そして2012年NBAドラフト全体6位指名でPOR・トレイルブレイザーズに入団します。
まだコミッショナーが先日亡くなられたデビッド・スターン氏ですね。リラードもあどけない(笑)
といった流れで今に至るという感じです。
彼の大まかな紹介をしましたがここからはもう少し個人的な内容になると思います。
僕がリラードを好きな理由としてプレースタイルやフランチャイズなところももちろんですが、タトゥーの意味です。
NBA選手といえば他のスポーツに比べてもタトゥーを入れている選手がほとんどで量や意味にも様々なものがあります。
例えば
バードマン
カレーおじさん
兄貴
などなど...彼らは特に量や種類を多く入れているオール・タトゥー・1stチームですが(戦績が関係ないの良いね)、リラードもそれなりにタトゥーを入れています。
僕はスポーツ全般タトゥーを入れていない選手の方が好感が持ててより応援したくなるのですが、リラードのタトゥーには彼らしい意味が込められたものが多いので好きなんです。
リラードが自分の体に彫ったタトゥーについてインタビューに答えている動画があります。そこから紐解いていきますね。
↑右肩に人生で初めて入れたタトゥー。リラード兄弟を表すものでデザインはワーナー・ブラザースを模している。彼の兄も同じものを入れているそう。高校卒業まではお母さんに反対されていたため、卒業して準備のため大学近くのモールに寄ったときタトゥー店を見つけて入れたそう。お店が“綺麗なこと”をしっかり確認したそうです(笑)
↑リラード兄弟のタトゥーのすぐ下に入っていて、CFの文字(画像に説明あり)に翼を生やしたデザイン。兄や地元の仲間と同じものを入れていて、NFLで10年プレーしたスティーブ・ジョンソンにも入っている。
↑大学1年生のクリスマスに教会へ行った際、詩編37編が読まれたらしく、それが自分に言われているように感じまだ彫っていなかった左肩に入れる。“正しく生き、正義を行い、いい人間になる。そうすれば輝ける”という文章が彼のバイタリティそのものに思う。
↑オークランド出身のPGへのトーチ。ペイトンやキッドも同じものを彫ってるのかな?リラードは自分の名前を彫った。
↑胸には街の象徴にもなっているオークランドの木のデザイン。根がハートになっていて常に自分の中にあるという意味。ちなみにこの胸のタトゥーが一番痛かったらしい。
↑右前腕に時計。デイム・タイムのセレブレーションをやるため。時計の下は地図のデザインで大学母校があるオクデンやオレゴンに本拠地があるオークランドなど思い出の地名を彫っている。
↑右前腕裏、乳がんのリボンに闘病して克服した祖母と乳がんで亡くなった兄の恋人のイニシャルを入れる。
↑左前腕全体には大切な家族の顔。最初はキング牧師やモハメド・アリなどアフリカンアメリカンの英雄を彫ろうとしていたが自分が生まれたのも両親や先祖がいなければ存在しないため祖父母や叔父の顔を彫る。
↑右手首には息子の名前が記された王冠のデザイン。ロレックスの王冠がモデル。
とまだインタビューでは他にも数個タトゥーの説明をしているのですが全部書くと長くなるのでこのぐらいで。このインタビューで分かることは彼が家族、友人、地元など今の自分になるまで関わった全てに感謝と愛情を持っていることです。
リラードの背番号0も数字の“ゼロ”ではなくアルファベットの“O(オー)”で、出身のオークランド、大学のオクデン、オークランドの本拠地があるオレゴンの4つの頭文字から来ています。背番号にも地元への愛を込めているんですよね。
また、最近のNBAではFAのトレードが盛んでひとりの選手がひとつのチームでキャリアを終えることが少なくなっています。しかし彼は記者からの質問に対して「優勝したいが、優勝よりも大事なことがある。チームメイトに迷惑をかけてまで優勝はしたくない。自分の決断をする前に、周りの状況について考えるんだ。」と答えていて、周囲の人や環境に愛情を持ち自己犠牲の精神があります。
タトゥーのインタビューでも言っていたのですが、「入れたいタトゥーがあると本当に入れたいかしばらく考える。とても大事なことなんだ。時間が経っても気持ちは変わらないか?一時的な盛り上がりかもしれないと。」
彼は何事でも“意味”を大切にします。
タトゥーを入れるにしても、自分がブレイザーズでプレーすることも、何事にも考えることに意味を持たせようとしています。そこから次なにをすべきか、なにを示せるかを行動で見せてくれます。そしてフランチャイズでいることが自分を受け入れてくれたファンやチームに愛情を教えてくれます。ブレイザーズファンはバスケ好きが多い、だからしっかりとファンも理解して信頼しています。この関係は人格者と言ってもいいリラードの人柄の証明でしょう。
彼の決してやめない攻めの姿勢、周りを大切にする人柄、チームを牽引して勝利に導く実力。その全部が大好きなんです、ファンなんです。付いて行こうと思うんですよ。チームファンじゃないんですけど(笑) ただ、選手を好きになるのに理由はいらないと思います。そういうことです。
たまにウェストブルックとどっちが優れているかみたいなソースや議論を見たりします。
確かにチームも西のライバル同士で、チームのエースで、互いにトップタレント。比較対象になるのも分かりますが、どっちが上とか正直不毛だしどっちもあり得ないぐらいすごいんですよ。
自分が優れていると思う方を持ち上げてもう一方を蔑む筋合いなんか少なからずファンにはないんです。ラスだっていつもスリー決めないのにクラッチは沈めるし、リラードだってトリプルダブルの活躍をしてるでしょ。
「そんなこと言われたってスタッツで出てんだよ!」とヤジが飛んできそう。
統計は冷酷だとコーチ・カーターのセリフにもありますが、僕はあくまで“統計”だと思っています。スポーツは数字で表れない部分に感動するんじゃないんですか?そういった数字や理論上のものを超越した瞬間を求めるんじゃないんですか?
物差しとしては確かに大事ですけどね。同じレベルで常に上を目指している選手同士です。
他の選手でも言えますが、個人的に見ていてなんだかなぁと思っちゃいます...。
はい!湿っぽいのはやめやめ!
ブレイザーズはネイピアもエバン・ターナーもアミヌもいなくなってしまって寂しいのですが、ザック・コリンズがルーキーイヤーから注目していて好きなので怪我を治して元気なプレーを見せてほしいです。ヌルキッチもね。
ということで今回はデイミアン・リラードについてのブログでした。楽しんでもらえました?第一にシクサーズファンなので応援してるチーム以外の選手について書くのは少し不安だったのですが、意外と書いてほしいという声をいただいたので(どっからだよ)挑戦しました!
個人的にはふざけ足りねぇなという感じです。それ以外はノーベル文学賞です。嘘です、嘘じゃないけど、、真面目に書いたんでね。
コロナへのイライラを一瞬でも紛らわすことができるならブログとしては上等です。
またなんか書くと思うのでそのときは何卒。
では、バーイセンキュー!🙋♂️