sohいう話

自由気ままに好きことを長く書きます

ドゥットゥ〜〜ン

 

どうもsohです。

 

皆さんお元気ですか?

お久しぶりのブログになってしまいました。

自粛期間中に捗るかと思いきや何を書こうかいまいちピンと来ず筆が止まっていました。

徐々に世の中も元に戻っていくといいですよね、節に願っています。

 

まあ、今回のブログは先日NBAがディズニーで再開すると朗報があったのでそれに付随してかなと僕のブログのファンはお思いでしょう(しばくぞ)

甘いですね、本当に読んでいますか?読んだ気になっていませんか?物事の本質は上辺では見えません。ということで今回は僕がNetflixでオススメしたい作品を紹介したいと思います。

 

綺麗なズコーッありがとうございます。ちゃんと転んでくれているの僕は感じています。と、まあ茶番はこれぐらいにして早速紹介していこうと思います。僕の好きな作品なのでNetflix独自との比率は悪いかもしれません。紹介する作品どれも好きなので1ブログ1作品ってなるかもしれないです。予め(ry

 

今回のブログで紹介するのは、

攻殻機動隊」シリーズです!

f:id:soh0806:20200611180325j:image

僕の大大大好きな作品攻殻機動隊

国内外のサイバーパンクに大きな影響を与えた作品です。

 

サイバーパンクとは?

SFの派生ジャンルで、スターウォーズスタートレックのような現実とはかけ離れた世界観ではなく、“近未来が舞台で、20XX年とかが分かりやすいですね。

 

◯あらすじ

舞台はAIや科学技術の飛躍的発達により高度化した日本、しかしその技術が人間の生活や文化を脅かすほどには発達していない世界。

技術進歩により人種なども多様化する中で起こるテロ、暗殺、汚職などを事前に察知し被害を最小限に抑えるために作られた秘密裏組織「公安9課」の活躍を描く。

 

本当はこの作品だけでブログを一つ書いてもいいぐらいに好きなのですが、それはおいおいですかね...、元よりNetflixを始めたのも「攻殻機動隊SAC_2045」という新作が独占でやるのを知り迷わず契約しました。

f:id:soh0806:20200615113442j:image

新作は同じNetflixで配信されているウルトラマンを手掛けるチームが製作しているようで今までとはまた違った味がありました。攻殻ファンからは賛否があるように感じますが、僕は核は残したままでちゃんと進化していて面白かったです。声優陣もまた戻って来ましたしね!

一番驚いたのはあのメスゴリr...おっと失礼、草薙素子(作品の主人公)少佐が可愛くなっていたことですね。

また脱線してしまう悪いクセですが、魅力を語ります。

 

◯ビジュアルがカッコいい

これは小並感なのですが、単純に世界観やキャラクターのビジュアルがカッコいい。

先ほども述べたように科学技術の発達でこの世界では「義体」というサイボーグ技術が普及しています。身体障がいを持った人々が失った部分を義体化することで機能を取り戻したり、健常者でも義体化すればメンテナンスをするだけで半永久的な体を手に入れることができるわけです。その反面、義体化を悪用する輩も出てくるわけですね。

片腕が変形してロケット飛ばしたり、肘から先を取り外すと剣が付いてたりで男心を擽るものがあります。

f:id:soh0806:20200615115826j:image

諸先輩方だとイメージしやすいですね。わざわざお呼びだてしてしまいすみません。余談ですがこの兄弟がこの世界にいた場合、エドが一部でアルは全身義体になりますかね。

この作品に登場する人物たちのほとんどが義体化をしています。

他にも、

これは捗る。でも残業も変わらずあってむしろ増えそうな気がします。

f:id:soh0806:20200615121725j:image

 

これよこれ、このメイドなのに武装してるのがたまらない。

f:id:soh0806:20200615121821j:image

ってな感じで義体がひとつ大きな影響力を持ちます。

 

義体化同様、もうひとつこの世界では発達したものがあります。それは「電脳」です。

電脳とは簡単に言えば脳に直接インターネットを通す技術のこと。現代スマホが普及し肌身離さず生活している人が多いと思いますが、この世界ではもはや端末を操作することがほぼなく頭の中で電話、ショッピング、ネットサーフィンなどなんでもできてしまうんです。

一度は憧れますよね、情報やネットの画面が自分の見ている空間に反映されたらとか、電脳化はそれを全て可能にします。

 

f:id:soh0806:20200615123000j:image

 

(↓のように視界に情報が現れる)

f:id:soh0806:20200615124306j:image

 

(2ちゃんねるのような自由掲示板もネットに意識を移してできたり)

f:id:soh0806:20200615125636j:image

 

しかしながらこれも悲しいことに利点がある反面悪用されてしまいます。人間とインターネットが一体化しているわけですから、ネット内で何らかの問題が起これば全ての人々に障害が生じます。そのため、サイバー犯罪なども進化し他の事件件数より多かったり、凄腕の*ブラックハッカーがいたりします。

これも義体化と同様この作品では大きな影響力を持ち、この二つの要素が核になります

 

f:id:soh0806:20200615125421j:image

f:id:soh0806:20200615125436j:image

↑ここでの冒頭で述べたようにビジュアルのカッコよさがサイバーパンク好きには眼福です。

ビジュアル面ではクセも強いですが初作「GHOST IN THE SHELL」が個人的には一番です。押井守監督のコンセプトは素晴らしい。

 

ジョジョと奇妙な冒頭、グラップラー刃牙のように作風が苦手という人がたまにいますがそれだけで食わず嫌いするのはあまりにも勿体無いと思います。また、アニメ版では監督が変わったりするので監督ごとの違った面白さもあります。

 

 

◯個性豊かな公安9課

f:id:soh0806:20200616130745j:image

攻殻機動隊”と作品名にあるように、この作品では内務省直属の攻性公安警察部隊「公安9課」の活躍がメインです。内務省やら少し難しいですが、要は日本の警察組織に属する特殊部隊です。ですが、ただの特殊部隊ではなく選りすぐりの精鋭が集められていてその各々が個性豊かなのです。全員は熱量的に紹介し切れないためここでは何人かをピックアップします。

 

草薙素子

f:id:soh0806:20200616131022j:image

公安9課のリーダーで、攻殻機動隊シリーズにおいて最強女性主人公。

冷静沈着で判断力、統率力、身体能力、ハッキング、全てにおいて突出した才能を持つ。年齢は47〜48歳ぐらいの設定だがサイボーグのため見た目は若い。

幼少期に脳と脊髄の一部を除く全身を義体化したため記憶は少なく自分の身体を持っていないことから自分とは何かを悩む悲しい側面も...、

公安9課設立の前は軍に所属していたため、仲間からは「少佐」と呼ばれる。たまにあまりの強さからメスゴリラと呼ばれることもあるが本当にメスゴリラ。マジで強い。

あと髪型が歌手のAIみたいですよね(伝われ)

 

バトー

f:id:soh0806:20200616134933j:image

公安9課の脳筋キャラで、彼もまた草薙素子同様全身を義体化しているパワー型サイボーグ。

情に熱く仲間思いで間違ったことが嫌いな真っ直ぐさがある。それ故、時に上司の命令や指示に背いたり冷静さに欠けることも。

元レンジャー部隊に所属していたのもあって現場での活躍は群を抜いて光る。

彼がメインの作品もあり攻殻機動隊の人気キャラ。白い義眼が特徴で、たまに2ちゃんねるのスレとかに登場する。

 

トグサ

f:id:soh0806:20200616140816j:image

公安9課唯一の妻子持ちで、電脳化はしているものの生身で義体化はしていない。

元々は警視庁捜査1課特務班の刑事だったが、草薙素子にスカウトされ公安9課の一員に。

格闘戦や電脳戦(電脳内でのハッキング攻防)では他のメンバーに劣るも、元刑事なだけあって情報収集、推察・観察力、直感に優れる。また自ら足を運んで捜査する人間味が9課では珍しい。

バトーとコンビを組まされることが多く、バトーのバックアップを務めながらお互い欠点を補い合ういい関係。

公安9課のメンバーで僕が一番好きなキャラクターです。

 

荒巻大輔

f:id:soh0806:20200616142551j:image

内務省公安9課の部長(S.A.C.では課長)

陸上自衛隊情報部に所属しており、「赤鬼一等陸佐」の異名を持つ殿田大佐の“殿田塾三羽烏”の一人で優秀な情報部員だった経歴を持つ。彼も義体化はしておらず生身の人間。

優れた政治的手腕、豊富な人脈、潤沢な予算確保、扱いの難しい案件に対しての迅速な対応など裏で動く能力に長けている。また、軍情報部員の経験から戦術などの軍事知識や指揮能力にも秀で、直接現場で最高指揮を取ることもある。

権力や出世欲がなく、私情では動かない事をモットーに自らの信じる社会正義を貫くことへ心血を注ぐ正義漢。 9課メンバーからの信頼も厚く「猿オヤジ」「オヤジ」の愛称で呼ばれる。

 

主要4人を紹介しましたがこの4人以外も個性豊かなメンバー揃いなので是非実際に観て確かめてほしいです!

 

 

現代社会における問題が題材

近未来の世界観はもちろんですが、サイバーパンクの最大の魅力は近未来に生きる人々の“リアルさ”だと思います。

攻殻機動隊の世界では人間、サイボーグ、ロボットが混在した社会があります。

そのため、人間同士はもちろん人間とサイボーグ、人間とロボットなど同じ関わりでも多様性が出てきます。LGBTなど多様性を重視するようになった最近と似ています。

しかし、元は生身の人間だったサイボーグ、そもそも自我を持たないロボットに果たして“多様性”は適応するのでしょうか。そして仮に多様性があるのだとすればそれは“個性”と言えるのか。公安9課を始めとするこの作品の登場人物たちは皆同じ悩みや苦しみを持っています。

また、科学技術やAIが発達すれば全てにおいて管理され維持されようとします。義体化や電脳化もその例で、より半永久を追求するようになるし実現可能になります。そうなれば生死とはなにか、人間とはという根本の疑問や不審を抱くようになります。我々も近い将来同様になるかもしれません。

そうは言ってもガイノイド(女性型アンドロイド)が相手をする風俗が存在したり、電子レンジの進化系のような家電でご飯を温めていたり、様々なことでまだ人間は育んできた生活や文化或いは欲求を未来的環境に置かれていても残している矛盾さなどが各所に見られて興味深かいです。

その他にも「攻殻機動隊」というフィルターを通して現実社会と向き合うようなシナリオが多いことが惹き込まれる要因だと思います。何より今日に至る前からこの作品はあって現在まで続いているわけですから先見の明といいますかそのメッセージ性には天晴れです。

 

 

触り魅力を語りましたが、ここからは観るにあたってのポイントをいくつか抑えておこうと思います。

 

まずは見る順番です。

攻殻機動隊シリーズと先程から言っている通り、シリーズなので作品が多い。そのため順番を把握していないと混乱します。

 

以下が見る順番

1. 攻殻機動隊 stand alone complex

f:id:soh0806:20200617192237j:image

 

2. 攻殻機動隊 stand alone complex 2nd GIGf:id:soh0806:20200617191436j:image

 

3. 攻殻機動隊 S.A.C. solid state society

f:id:soh0806:20200617191034j:image

 

4. GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊

f:id:soh0806:20200617190744j:image

 

5. イノセンス

f:id:soh0806:20200617191843j:image

 

6. 攻殻機動隊 ARISE(border:1〜4)

f:id:soh0806:20200617192135j:image

 

7. 攻殻機動隊 ARISE Arise Pyrophoric Cult

f:id:soh0806:20200617192722j:image

 

8. 新劇場版 攻殻機動隊

f:id:soh0806:20200617192749j:image

 

9. 攻殻機動隊 S.A.C_2045

f:id:soh0806:20200617192908j:image

*S.A.Cとはstand alone complexの略

 

出た順番だと本当は違うのですが、映像だけではこのような時系列にすると見やすいです。

映像だけというのも原作があり元になる漫画があるのでそれを除けばです。

f:id:soh0806:20200617193310j:image

 

それぞれを簡単に説明すると、

・S.A.C(シリーズ)はアニメ版で公安9課の活躍をそのまま描いた作品にしています。

・GOHST IN THE SHELLは攻殻機動隊の初作映画なのですが順番にするとS.A.Cの後に見る方がすんなり内容が入ってくると思います。イノセンスはその続編。

・ARISEは公安9課設立の話でS.A.Cより前になります、エピソード0ですね。Pyrophoric Cultは付随し、新劇場版はARISEシリーズの映画になります。

・そしてS.A.C_2045がS.A.Cシリーズの流れの完全新作となります。

 

攻殻機動隊は作品が多い上に出てくる専門用語や取り扱う題材が難しくて理解に時間を要するのですが、その中でも最も困難な作品は圧倒的に「イノセンス」です。

他の作品とは演出や見せ方が独特で、かつ物語に出てくる“引用元”のようなものが多く違う知識も必要とするので一回目ではまず理解できないですが、華美な音楽と不思議な世界観は攻殻機動隊の中でも随一です。

 

そして続きなのですが何度も見るということも大事なポイントです。

 

イノセンスでの話でも出てきたように一回で理解するのが難しいことが多いので何度も見てください。最低でも2回。繰り返し見ることで内容を理解できて面白くなってきます。

「これはあのことか!」「まあそうなるよね〜」と見ると同時進行で感情移入できればあなたも一人前です。

また、専門用語や様々な引用が出てきます。

調べてください!後で調べるでも一時停止してもいいですから。ひとつの回だけでなく登場したり間接的に後で関わってきたりするので分からないままにすると伏線や繋がりが見えづらくなります。単純に教養になります(笑)

 

ってなことで散々長々と語ってきましたがこんなのは序の口です。ですがこのブログを読んで見てみようと思った人からすれば鬱陶しいだけですから百聞は一見にしかず、後は実際に見てみてください。好みは分かれますが、好きな人には中毒性があります。

 

個人的には見てファンになってほしいなぁ〜、語り合いたいなぁ〜と願います。なんせ攻殻ファンは周りになかなかいないんでね...。

 

はいっ!ということで攻殻機動隊についてブログを書かせてもらいました。見ていただければ嬉しいですが、興味が湧いたり頭の片隅に残ってくれただけでも書いた甲斐がありますよ。

 

あっ、ちなみにこのブログのタイトルはNetflixで再生したときに流れる音の再現です。わかったかな?

 

一人でも多く攻殻機動隊ファンが増えることを祈って締めたいと思います!

それでは、バーイセンキュー🙋‍♂️